誕生花






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♪誕生花♪

誕生花は366日あります。
しかし、色んな人の解釈により、さまざまです。


誕生花の由来はギリシャやローマ神話時代からあったと言われています。
花や草木は神秘的な力を宿し、神からのメッセージを宿すものと思われていたようです。


ここで私が選んだお花は、主に一般的なものです。
月、ましてや日々となりますとまったく違った花や花言葉があります。


こちらではあまり負のメッセージは避け、ステキな言葉を選んでみました。


12ヶ月の誕生花を、お花のエピソードとともに少しですが掲載いたしました。
贈物などの参考にしていただけると嬉しいです。

1月


すいせん(ヒガンバナ科)
〜自惚れ 自己愛〜


ギリシャ神話にでてくる絶世の美青年、
ナルキッソスのお話が有名ですね。
水面に映る自身の姿に恋し、恋焦がれ、
毎日その姿を眺め衰弱して、やがて死にました。
その朽ち果てた彼の死体は消え、
そこに水仙の花が咲いていたといいます。


ナルシストなどの語源は、ここからきたんでしょうね。
まさに自己愛です。




シンビジューム(ラン科)
〜飾らない心 高貴な美人〜


シンビジュームの名前は、ギリシャ語の
キムベ(cymbe)船とエイドス(eidos)形からです。
花弁が船の形に似ていることからでしょうか。


蘭は育てるのが大変で、気難しいイメージですが、
シンビジュームは育てやすい洋蘭です。
日本の気候にもあっているようで、丈夫な蘭です。


高貴な花なのに、素朴さも持っているということですね。




2月


フリージア(アヤメ科)
〜純潔 無邪気〜


名前の由来はイギリスの植物学者フリーズ氏と、
19世紀のドイツ人医師フレーゼの説があります。


オランダの品種改良により現在では150種類以上の
フリージアが存在するようです。


フリージアと言えば、鮮やかな黄色い花が印象的ですね。
和名では『浅黄水仙』といいます。




マーガレット(キク科)
〜真実の愛 恋占い〜


名前の語源は、ギリシャ語の真珠という意味だそうです。


イタリアでは、ウンベルト1世の
王妃マルゲリータ(英語名ではマーガレット)が
慈善事業などを行い、国民から大変慕われた女性でした。
そのことから、国花とされた時もあったようです。


マーガレットといえば、「好き、嫌い」
「愛してる、愛していない」など
呟きながら花びらを千切り、
最後に「愛してる」となれば願いが叶うという
恋占いのお花としてもよく知られていますね。




3月


チューリップ(ユリ科)
〜博愛 愛の告白〜


昔、美少女が3人の若者からプロポーズをされました。
それぞれ家宝である、王冠、剣、黄金を贈りました。
悩んだ少女は花の女神フローラに頼んで
自身を花に変えてもらいます。


花は王冠、葉っぱは剣、球根は黄金を意味し、
つぼみの形は少女の純潔なのだそうです。
オランダに伝わる伝説です。




スイトピー(マメ科)
〜門出 思い出〜


1695年にイタリアのシシリ島で
クパーニ神父に発見されます。


イギリスではエドワード7世の王妃が
大変好んだそうで、庭園はもちろんのこと、
晩餐の食卓にもお祝いの席にも、
どこにでもスイトピーを飾ったそうです。


形が蝶が旅たつ姿に似ているので、
「門出」という花言葉になったそうです。


4月


かすみ草(なでしこ科)
〜清い心 無邪気〜


英名は「ベビーズ・ブレス」といいます。
直訳では赤ちゃんの吐息ですが、
彼女の吐息という意味だそうです。


かすみ草は薔薇などに添えられて、
主役を引き立てる健気なお花のイメージが強いですね。 繊細な小花が集まっているのが、
霞がかかっているように見えるところから、
霞草というそうです。




都忘れ(きく科)
〜穏やかさ しばしの憩い〜


ミヤマヨメナという名より「都忘れ」の方が、
馴染みがありますね。
承久の乱に敗れて、佐渡へ流された
順徳上皇が目にした花に京の雅な暮らしを
忘れさせてくれたといいます。


傷心の慰めとなった花は「都忘れ」と
名づけられたという逸話があります。




5月


カーネーション(ナデシコ科の多年草)
〜清らかな愛 熱愛〜


昔ローマに美しい娘、ソクニスがいました。
彼女は素晴らしい冠を作る人でした。
たくさんの注文を受けたソクニスですが、
そんな彼女に嫉妬した何者かに殺されます。


哀れに思った太陽神アポロンがソクニスの亡骸を
真紅のカーネーションに変えたといいます。


世界中では母に感謝を込めて贈る花として有名ですね。




すずらん(ユリ科の多年草)
〜幸福の訪れ 純愛〜


フランス語では「聖母マリアの涙」
という別名を持ちます。


フランスでは5月1日はスズランの日で、
この日にすずらんを贈られた人に
幸福が訪れると言われています。


また、聖人レオナールがドラゴンを
退治した時に流した血から生まれた花との
言い伝えもあります。清らかな花ですね。




6月


バラ(バラ科)
〜愛情 情熱〜


最も高貴な花で歴史上の人物にも
愛されてきた花ですね。
それだけに色んな伝説がありますが、
最も有名なお話を一つ紹介します。


ギリシャ神話では、美の女神アフロディテが
生まれた時、神々が誕生を祝うために、
この花を創造したとも言われます。


その時のバラには、トゲがなかったのですが、
後に息子のエロスが美しい薔薇の花に接吻したところ、
中にいた蜜蜂が彼の唇を刺しました。
激怒したアフロディテは蜜蜂の針を抜いて
薔薇の茎の付けたそうです。




グラジオラス(アヤメ科)
〜密会 慎重な愛〜


名前の語源は、ラテン語の「gladium(剣、小刀)」です。
葉が剣のような形をしているからだそうです。


江戸時代末期にオランダ人によって
日本へ渡来したそうです。


別名は、アヤメやショウブに似ていることから
トウショウブ(唐菖蒲)、
オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)と言われます。


昔、秘密の恋人たちが、本数と花の色で密会の時間などを知らせていたとも言い伝えられています。

7月


ユリ(ユリ科)
〜純潔 威厳〜


白ユリは「マドンナ・リリー」として
聖母マリアを象徴する花であることで有名ですね。
マリアの祭壇を飾る花で
イースター(復活祭)にもかかせない花です。


色んな伝説の持つ花ですが、
コーカス地方には、こんなお話があります。
愛し合っていた若い男女が
彼女の父によって引き裂かれ、
乙女は悲しみのあまりにユリの花になってしまいました。
青年は、そのユリに水をあげられるように、
神に雨雲にしてもらいました。


それ以来、日照りが続いた時には、
娘たちが乙女の歌を歌いながらユリのタネをまくと、
青年の涙である雨が降ると言い伝えらえられています。




トルコ桔梗(りんどう科)
〜優美 希望〜


名前をみるとトルコ原産と思いそうですね。
実際はアメリカなんです。
キキョウでもなく、リンドウ科。


花の開いた形がトルコ人のターバンに
似ているところから、トルコと。
花の形はキキョウに似ているためともありますが、
日本人の美しい花は桔梗という
イメージからもあるそうです。




8月


ひまわり(キク科の一年草)
〜崇拝 愛慕〜


各国で「太陽の花」や「太陽に向かう花」
「日に向かう花」などの名称をもつ、ひまわりですね。
どの国も太陽をイメージする花のようです。


神話では、水の精が太陽の神アポロに片思いをし、
実らぬ恋に嘆き、大地に立ち尽くし
太陽(アポロ)を眺め続けました。
やがて彼女の足は大地に根付き
ヒマワリになってしまったといわれます。


彼女=ヒマワリは今も太陽(アポロ)を慕い、
その光に向かって咲きつづける花となったのでしょう。




アンスリウム(サトイモ科)
〜無垢な心 恋にもだえる心〜


南米コロンビア・エクアドルなどが原産で、
日本には明治時代中ごろに渡来しました。


名前の由来はギリシャ語の
(花)と(尾)という意味からきているそうです。


ハート型をした部分(赤いのをよくみかけますね)が、
花と思いきや、その部分は仏炎苞(ぶつえんほう)」
という器官です。
真ん中にある棒のようなものが花です。
なので、「尾っぽのような花」と名づけられたのでしょうね。




9月


りんどう(リンドウ科)
〜正義 悲しむあなたが好き〜


漢名の「竜胆」(りゅうたん)からです。
根が“胆汁”のように苦いからだそうですが、
“龍”、または“竜”と名づけられたのには、
色々な説があるようです。


また薬用としても用いられてきました。
ハンガリーでは、こんな伝説もあります。
ラディスラス王の時代にペストが流行り、
悩まされた王は弓矢を携えて山で神に祈りました。
何も狙わず矢を放つと、
その矢はりんどうの根を貫いていました。
それを持ち帰り、流行り病の治療に役立てたそうです。




ダリア(キク科の多年生草)
〜華麗 優美〜


1695年にイタリアのシシリ島で
クパーニ神父に発見されます。


名前の由来は18世紀に、メキシコから
スペインに渡ってきた種を開花させた、
スウェーデンの植物学者アンドレアス・ダールに因んで
「ダリアと」名付けられました。


フランスでは革命後に流行りナポレオンの后、
ジョゼフィーネに愛された事で有名です。


日本へは江戸時代末期にオランダから伝えられ、
当時は「天竺牡丹」といわれていました。


ダリアは異変を起こしやすく、さまざまな種類があり、
多くの人を魅了する花のようですね。




10月


コスモス(キク科)
〜乙女心 調和〜


原産地はメキシコです。
コロンブスのアメリカ大陸発見後、
スペイン人がコスモスを見つけて持ち帰り、
18世紀末カバニレス神父によって命名されたそうです。


日本には明治12年に東京美術学校の講師、
ラグーザがイタリアから種子を
持ち込んだという説があります。


別名「秋桜」と書いて、コスモスと読んでますね。
コスモスはギリシャ語では、秩序、宇宙などの
意味を持つのでも有名ですね。




ガーベラ(キク科)
〜神秘 崇高美〜


ガーベラはゴールドラッシュの金や
ダイヤモンドが眠っている南アフリカで
発見されたそうです。
まだ100年ちょっとの歴史の新しいお花です。


名前の由来はドイツの自然学者ゲルバーから
取られたといいます。


和名は「花車」「花千本槍」です。
花車は花火に似ているからだそうです。


またガーベラはセラピーとしても
活用されているようです。
低血圧の症状に効くと言われ、
とくに赤は血行を良くする作用があるようです。




11月


ブバリア(アカネ科)
〜上品 羨望〜


ルイ13世の主治医で、王室庭園の園長であった、
シャルル・ブーバルが
名前の由来となっているようです。


正式名は「ブルバディア」。
発音が難しいのでブバリアとも。
元はメキシコ原産で、日本には
昭和初期頃にやってきました。


長い筒状の先が4つにわかれ“丁”の
字に似ていることから「管丁字」と
名づけられています。
いずれも難しい名前ですが、花は愛らしいですね。




きく(きく科)
〜清浄 高潔〜


花の形がものを掬い上げるときの手に似ているので
“きく”と呼ばれるようになりました。
また、香薫(かく)から転じたとも言います。
地下に多くの芋が出現することから、
菊芋とも呼ばれています。


日本には奈良時代に中国から渡ってきたといわれます。平安時代貴族の間では、菊の宴が開かれ、
菊の花を杯に浮かべて長寿を祝いました。


後に、天皇家の家紋ともなり、
大変高貴な花となり日本の国花となりました。




12月


カトレア(ラン科)
〜優雅な婦人 成熟した魅力〜


19世紀初めブラジルで原種を発見したイギリス人、
ウィリアム・カトレイの名前に因んでいます。


洋ランの女王と賞賛されるカトレアは
純白の花嫁が手にするブーケとしても
相応しいお花です。


日本へ渡来したのは明治の中頃で、
西洋文化が盛んになった頃です。
華族が庭に温室を建てて、
花を育成し自慢したと言われます。
気高く美しい花ですね。




シクラメン(サクラソウ科)
〜密会 慎重な愛〜


名前の由来はギリシャ語の
Kyklos(キクロス)からです。
丸い形という意味です。


和名は「かがりびばな」といいます。
英名では、野豚が球根を好んで食べることから、
“ソウドブレッド”(雌豚のパン)という名があり、
和名ではこれを訳して“ぶたまんじゅう”と
言いました(当時パンという言葉がなかったので)。
しかし、この名前は殆ど使われません。
ステキな名前とは言えませんよね(^^;


日本に渡ってきたのは明治時代初期。当時は華族の温室などでしか見られない珍しい花だったそうです。

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